ワンちゃんやネコちゃんは、ともに生後約1年(大型犬の場合は約1年半)でヒトの成人の年齢に達するといわれています。そしてその後は1年ごとにヒトの4歳分くらいの年齢を重ねていきます。中・小型のワンちゃんやネコちゃんは大人になるまでの成長は早いのですが、老化はゆるやかにやってくる傾向が見られます。
大型犬では大人になるまでの成長はゆっくりなのですが、老化が早く始まる傾向が見られます。
かけがえのないワンちゃんネコちゃんたちと共に過ごす日々を大切に、そしてワンちゃんネコちゃんが元気で過ごせるようにしていきたいですね。
病気の発症を防ぐには、普段から食事のバランスに気をつけ、肥満を予防するための体重管理や適度な運動などを続けていくことが必要です。また、スキンシップを兼ねて、ワンちゃんネコちゃんの体を日頃からよく触るよう心がけ、いつもと違う行動や症状があった場合には早めに動物病院へ通院することが大切です。
腫瘍の場合、体の表面に発生したものは飼い主さんが直接触ることで発見できますが、お腹の中や胸の中など体の中に発生してしまうと、飼い主さんが早めに発見することは難しくなります。 また、僧帽弁閉鎖不全症などの心臓病についても、初期の症状は心臓の雑音*があるだけなど、日頃の生活のなかでは発見しづらい場合がほとんどです。どちらの病気も、明らかな体調の異常が発現したときには重症になってしまっている可能性が高い病気です。
ワンちゃんネコちゃんが高齢になってきたら、動物病院での検診をこまめに受け、血液検査やレントゲン検査などの検査も定期的に行って、病気の早期発見や日頃の体調管理に努めることが重要です。